初めにお断りしておきますが今回のブログ!

超長い~です(マジ)

って事でパンヘッドの純正ロッカーアームの修正☆

何年も前から煮詰めていた課題!

トッポジョージの中では本気のプロジェクトです。 

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長年使用されどうにも摩耗した古い純正ロッカー(涙)

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遺物咬み込んで出来た深い傷(W涙)

正式材料名分りませんが純正品は凄い耐久性のある材料で製造されているそう!

なんで60年以上前の物が未だに健在の物も!

しかしここまで痛むとさすがに使い物には(涙)

そんな良い物なら他の部品の様に数字を抑えた上で完全な修理が出来ないかと

前々から企んでいました。

って訳でその時期が来ましたのでご紹介で~す。

従来の面研&ホーニングではここまでは当然賄えませんので先ずは。。

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ジグ作りです。

何か気持ち悪い位数字いっぱい書いてますが(笑い)

刃物で切削された6F材をさらに追加研磨して追い込んだ本当に真平らなプレートです。

出荷時検査していますがそちらでも検品しねって事なので細かく測ってみましたが

指定交差道りの5μm以下の完璧なプレートです。

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平行度やら垂直度なんかはうちの機械では細かく測れませんでしたので

定盤の上で点検

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お店真っ暗にして光漏れないかとか色々見ましてが。

完璧なプレートです☆

って訳でこの真っ平なプレートを使ってホーニングでは無くボーリングの

ジグを作ろうって魂胆です!

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純正ロッカーでデーター測定中!

今回もナックルオーナーのリュウジ君の所のNCで測定割出しして貰いました。

今の工業製品と違って一個一個数字が微妙に違い分かりにくかったですが平均値を出して

原点を探します。

大体こんな時はいつも部品の製造工程が気になります。

如何にジグ上でワークの垂直を出すかが肝です。

別の程度の良いラッピング済みのアーム乗っけてみたり。。

何処を基準に取って良いのか何気に難しくて2人であーだこーだ言いながら
出来上がった時は午前1時を超えてました~(汗)

凄く頑張ってくれたリュウジ君!

ここ最近で一番仕事したよ(笑い)

ですって!

本当すんません。。

感謝です。

ちなみにこのNC!

うちの静岡フライスの進化版です。

NC部を除けば機械本体の基本構造やレバーの位置やらも同じで

とても親しみやすかった~。

言わば汎用機にNC機能が加わった様な代物☆

如何に単品製作を効率良くってのがキャッチフレーズみたい!

作業中色々使い方や利点など教えて貰いましたがヤバいです!!

超欲しい。

当然買えませんが。。

どうにかこうにか治具も出来上がり組み込みです。

ってその前に。。

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注文中の固定用のノックがどうにも間に合いませんでしたので製作しまして。。

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こんな感じね☆

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実際組み込むトルクで本締めします。

んで定盤の上でジグ組み立てフライスバイスのヨウカン?!

(この辺は今度機械メンテ(精度チェック)のネタの時にでもお話ししますね)

の上に乗せれば機械の主軸に対して垂直にSET出来るって訳です☆

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んでんでお次はワークの原点出しです。

ピックテスタで1週色んな所を測って。。

コレをしっかり出さないと加工する穴が上下左右色んな所にオフセットしちゃいます(汗)

綺麗に開いた穴ならまだ出しやすいですが当然加工前の穴!

言わば凸凹の穴(汗)

これまた平均値を出しつつ原点を探します。

何気に時間掛かります。

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昭和の香り満開な工具☆

クロダのボーリングヘッド★

実際は平成の品なんですが何か昭和です(笑い)

この工具をSETして真円にして行きます。

この工具は以前縁あって知り合った東京大田区の機械屋さん!

高齢で工場閉める時お土産に持って行けって頂いた物です。

大活躍させて貰ってますよ☆

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加工するロッカーホルダーは60㎜位ありますのでタンガロイ(工具メーカー)に

問い合わせしましたが短い物しか見つからず旋盤のボーリングバーを加工して使います。

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超硬シャンク超硬い(笑い)

すんません。。

メタルソーでは歯が立たずサンダーで切断!

やっぱ石は最強!

後は旋盤で切断面整えて面取りして。。

この辺は仕上がりには何にも影響しないけど気持ちの問題で綺麗にしました~

気持ちは大事です(マジ)

後ガザガザだと危ないしね!

ちなみに旋盤の方は超硬でも削れる刃物ありますよ~

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最少切削5μm!

虫眼鏡で慎重にゼロSETしボーリングして行きましょう。

ここで難しいのが材質です。

機械加工は基本材質で刃物の種類決めて切削速度等設定し加工するのですが

何せ相手は大昔の部品の鉄鋳物と砲金鋳物をドッキングさせた2ピース構造(汗)

今の物ではありえない構造をしています。

仲間内でもなんでパンのロッカーだけあんな訳の分かんない構造してるんかな~

とマジで話したこともあります。

こうなればセオリー等無視してでも良い切削条件を少しずつ削りながら探ります。

当然初めてやるプロジェクト(汗)

数日間マジで明け方までやってましたよ~(W汗)

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ボーリング中!

大分良い感じの条件設定出来ました。

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途中経過!

下の黒い部分がまだ削れてない所です。

少しずつ追い込んで。。

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真円になりボーリング修了☆

んでまたまた考えさせられたのがコレ↓

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ジグ上ヘッド上とでは当然座面等の条件が変わりますので数字も変わるのは想定していましたが

思ったより数値大きいです(涙)

何回もヘッド、ジグ上で測定をくりかえし、またまた別の場所でも試しに組み込み測定(汗)

データーを取りましたがズレ値はジグ上ヘッド上での違いのみ(嬉)

これが同じ場所で組むたびズレ値が変る様であればこのプロジェクト自体アウトです。

それが無いのでホットしました~

ズレ方見てるとシリンダー等のボーリングでダミー無しとありの差みたいにも思えました。

座面の影響による歪の違いなのかはてまた他に隠し穴があるのか??

多分両方かな??

こうなって来ると金属がゴムの様に思えてきます(笑い)

この程度のズレならお得意のコレ↓で修正可能ですが気に入らないのでもう少し研究します。

後別の刃物でも試してもっと良い物を探したいですね。

この辺は作業効率の為です。

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今回は仕上がりには影響出ませんのでこれで仕上げです。

まぁオイル入ってなんぼのE/G部品なんでホーニング仕上げは絶対ですがね。

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ホーニング修了☆

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チェックはまだまだ続きますよ~

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当然ボアゲージで数字の確認もしてますがテストバー作って手応えでも確認!

誤差3μmの完璧なテストバーですよ~

っ事でボーリング&ホーニング加工修了で~す。

んでんで広げた穴に合うシャフトはって言いますと。。

ハードクロームで肉盛り研磨してクリアランスを確保しました↓

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純正リペアのスペシャルシャフト☆

真面目に何年も前からここの硬質クロームの件、旭産業の立岡さん(メッキ屋さん)に

件相談してましてメリットかなり大きいと思い今回実行しました。

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訳あって横浜の地下駐車場での検品中(マジ)

ちなみに旭産業トラックの荷台です(笑い)

コレは立岡さんの所で硬質クローム後、研磨屋さんにて精密研磨されています。

このシャフト!

メッキ研磨等数回繰り返し加工され滅茶苦茶手が掛かってます!

もちろんトッポジョージのボーリング加工も手間掛かってますよ~(マジ)

数値も指定公差以上の出来で本当に素晴らしシャフトですよ~☆

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元々無いセンター穴加工!

ここを軸に円筒研摩されてます。

ここはオイルライン等の加工後のメクラ蓋なんですがココを軸にシャフトのセンターを

割出して加工してくれる研磨屋さん本当に少ないです。

この辺もかなりの取引先を持つ旭産業の歴史の結果で出来る所探して貰いました。

真面目に沢山断られました~(涙)

軽くセンターの出しかた聞きましたがマジで難しそうです。

凄いです☆

何故横浜で検品かって言うとコレ↓

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今回の部品!

工業系の展示会!!

テクニカルショウ ヨコハマ に展示させて貰いました。

まぁ出展したのは立岡さん所のメッキ組合なんですがね。。

時間相当押してまして研磨出来たのが前日の夜!

翌朝当日に立岡さんに引き上げに行って貰い会場駐車場での検品!

って訳です。

実際ヘッドにロッカーASSY組み込んで実働チェックしてGOOD!

そこは展示会なので仮組でも良かったのですが気持ち良く展示したかったので

本組チェックして展示して来ましたよ~★

ヤバい位長いブログになりましたので展示会の模様はまた次回にしましょう!

昨日でイベントは終わってますので事後報告になりますが。。

調子良ければ明日にでも!

功ご期待で~す☆