トッポジョージの日常

トッポジョージMCは、横須賀三崎街道(26号線)沿いにある、ハーレーカスタムショップです。オートバイのことはもちろん、その他日々の印象的な出来事をお伝えできたらと思います。(店舗所在地:神奈川県横須賀市武1-28-16 電話:046-854-4624 メール:toppogeorge.choppers[半角@]gmail.com)

2016年11月

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今月の発売のチョッパージャーナルに1964 TOPPER載せて頂きました☆

有難う御座います。

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是非書店にてご購入下さ~い☆ 

1964 HARLEY DAVIDSON TOPPER SCOOTER MODEL AH★

日常に足として現役活躍中!

XR750のハブ修正の模様!

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前に削り出したこれ↑

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メッキ加工修了した物をハブに組み込み芯を出したいと思います。

今回のメッキの目的は錆止めなんで初めは露出部分のみニッケルクローム仕上げでと

メッキ屋さんに話した所メッキ厚の少ない無電解ニッケルなら

圧入物に影響無しとの回答だったのでマスク無しで全面無電解でお願いしました☆

数字も明確に答えてくれて流石専門家です。

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まずは圧入用の治具作り!

ベアリングカップのディスタンスカラー部の穴より0.03㎜位小さいシャフトを作ります。

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ハブをちんちんに暖めて。

今回圧入しろを0.1㎜以上取りますので常温では無理です。

焼嵌め圧入ってやつです☆

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まずは基準の片側を入れます。

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んで先程作った治具を入れて反対側のカップを圧入します。。

抵抗なく治具も抜けましたので0.03㎜以下で芯が出た事になります。

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お次は使用するB/Gよりこれまた気持ち小さいシャフトを削りテストバーを作ります。

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んでハブにB/Gを圧入して確認!

抵抗なくスコスコ入りますので確実に芯が出た事がわかります☆

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んでまたまた測定!

ローターマウント面、ハブ外周面共に!!

振りは減りましたがまだ気持ち振ってます(汗)

って訳でまたまたB/G抜きまして。。

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これも想定内なんでもう少し追い込みます。

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前回作ったハブチャッキング用の治具を組み込んで。

芯出したハブ内径部(カップ)でまたまた芯出しまして。。

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そこを軸に面研★

これで内径に対して面が出したね。

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ちょっと順番変わってますがB/Gカップ圧入様に作った治具を再加工してディスタンスカラーにします。

この辺の設定も色々セオリーありますが今回は説明は止めときます。

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最後にB/Gを組み込んでXRレーシングハブ修正!

修了で~す。

ちなみにB/Gは焼嵌めでは無く常温でプレスINです。

グッグッグッって感じでね☆

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ではでは次回はアクスルシャフトの製作の模様を!

この模様はまた~

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 何か最近ややっしいブログばっかりで恐縮なので最後はこんな画像で☆

ロングフォーク!

やっぱ並ぶとカッコ良いね★

一番手前のベアメタルパンヘッド!

10年の月日をえてフレームモディファイ決定!

来年頭位から開始します。

こちらも効ご期待で~す☆ 

今回はショベルのクランクバランスの模様!

まずはピストン、リング類の面取り合せ等修了して。

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ロッドの芯を取り平行を出して測定!

コレはとても測りずらいので数回測定をして数字落ち着かせてまたまた数回測って。。

平均値で算出します。

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んでピストン、リング類も測定

リングも何かとバランス取りのヒント有るのでSETでは無く単品測定します。

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んでんで腰上で使うピンやらクリップやらも。。

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コンロッド!前後重量差ありましたのでトップ部分削って合わせます。

コレは今後距離を走り次回ピストン交換する時にも出来るだけバランスを崩さないで

すむよう1気筒小端部ウエイト合算で合すのでは無くロッドのみで合うよう調整してます。

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ピストンも誤差ありでしたので合わせます。

強度の一番ある所を削りまして。。

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 んでコレも!

さすがにリングは落とせないので先程調整したピストンと合わせて帳尻付くようにしました~☆

単品測定はこの辺が役に立ちます★

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って訳で前後重量差0.1g以下に収まりました☆

この重量合わせ!

V型2気筒車なんかには絶対!!

目的は釣り合いを取る!

ですがハーレーは同軸雄雌クランク(汗)

前後大端部ロッドの形状が違いますので完全に整えるのは無理です。

なんで小端部も一般的には10g以下と決められています。

ですが部品に負担が掛からない範囲なら必ずプラスに行くはずなのでこんなこんな感じで

いつも合わせてます。

あと気持ち良いしね(笑い)

ちなみに今回重量合わせた部品達も元から10gの枠には入っていますので

そのまま使ってもOKですよ~

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×2で小胆部ウエイトが決まります。

リングは組み込み時分らなくならないようマーキングしておきましょう。

大端部も同じようにロッドの測定して。。
(すみません 写真無しです)

小端同様平均値出してロッド単体の重さと大小端部合計と照らし合わせて合格☆

出たら。。

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ややっこしい計算式に入れてボブウエイトを算出

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ちなみにこんな円盤つかってペラペラのして重り作ります。

ではでは平行台に乗せて実際ホイールの調整にまいりましょう!

この辺は間隔勝負ですね。

基本120°で 

3点静止です。

重い所を減らせて行くのが基本ですが他が軽い場合は埋めたりもします。

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今回右側2か所!

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写真の光の具合で解りずらいでしょうが左側3か所!
(カシメポンチマーク部)

穴埋めしました。

どのセッティングもそうでしょうけど最後の2割の追い込みが難しいです。

このバランス取りの作業を他の人がやっている所を実際目の前で見た事ないですが
(見たいけど)

良く仲間内で話題になると最後はみんなハンドパワー!
(古い??)

です。

まぁ機械には通用しませんが。。  

偶々同業の人が遊びに来ていましたので動画撮ってもらいました~☆

ガラにもなくね(笑い)

 

ほらっ!

ハンドパワー!

必ず手がなります(マジ)

3点を追い込めば必然的に8点でも止まるように出来ます。

バランスのとれたクランク!

滑らかに回転する様になりましたがトッポジョージの動き!

超過たい

何気にトッポジョージ(汗)

あがり症なもんで。。

ではまた~









 
 

最高速仕様のナックルの続き!

4in5/8ストロークのS&Sフライホイール★

S&Sは完成品と未完成(部品単体)等の選択が出来ます。

これまた色々チューニングしたいので未完成をオーダー!

ではその模様を!

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 何かピストンピンに違和感が(汗)

測定してみますと微妙に数字の乱れが。

S&Sのシャフトは以前も単品で取った事ありますが全然問題ないレベルなのに。。 

通常の製造工程考えると旋盤等で1次加工

んで研磨機で2次加工で仕上げだと思うのですが 。。。

今回明らかに手直ししてるっぽい(涙)

まぁ荒さがし位の誤差でしすがせっかくなんで

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さらにペーパーラップで仕上げます。

今回のナックルは全開バリバリストローカー(マジ)

なんで強度UPでS&Sのヘビーロッドを使います。

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ビックエンドは少し広いのでオーバーサイズでホーニング!

多分ピンの手直し?!

この辺からんでんのかな??

まぁ色々想像つきましたがあまりゴチャゴチャ言ったら嫌われそうなので止めましょうね。

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 んでスモールエンドは逆にもう少しオイルの隙間作りたかったので微調整しました~

この辺は組み手の考え方の違いかな??

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今回もピンはテンション上がるハードクロームでしたよ! 

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こんなお菓子ありましたよね(笑い)

S&Sのスチールケージです。

銅メッキしてあります☆

滑り性向上狙いでしょうね。

ケージの形状 材質と前期と後期の良いとこ取りをした様な部品!

前々から良いな~って思っていましたがB/Gがオーバーサイズになるとちと

気になる部分もあり使えずじまい。。

今回もやはりいつものスチールケージで仕上げました。

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ではでは次回は座ぐり加工したこれ↑のスラスト調整に参りましょう!

功ご期待です☆

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 っん!

何時ものこれに銅メッキ!!

もう少し研究します☆ 

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