トッポジョージの日常

トッポジョージMCは、横須賀三崎街道(26号線)沿いにある、ハーレーカスタムショップです。オートバイのことはもちろん、その他日々の印象的な出来事をお伝えできたらと思います。(店舗所在地:神奈川県横須賀市武1-28-16 電話:046-854-4624 メール:toppogeorge.choppers[半角@]gmail.com)

2015年02月

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納車整備しています車輛が組み上がりました。
イカしたEVOリジでしたね。
その模様はこんな感じ!
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変なオイル漏れのしかたしてましたがここが原因でした。
ちなみにT/Mじゃ無くてプライマリーですよ。
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ポート研磨等したカスタムヘッドでした。
走りが楽しみです。

これから夜な夜なテスト開始します。

んで夜な夜なテストしていますO/H後のツインカム。
初めの100KMは本当の初期ならし。
濃いめのガスで走って一晩冷やして繰り返して。

調子良いな~って本調整入るといつもの事ですが。

細かい事気になって来て。。

細かい事ですがE/Gにとっちゃ凄く重要な事なんで。。。

距離走らないと気が付かな事って一杯あるんで
試乗は大目にとってます。

この辺は構造を見つめながら後は自分の五感を頼りに!
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って訳でここ。
ピストン系が上がれば当然ほかも上がるって訳で。
何気に高価な部品組んで対策した物の。
初めは効果あるな~と思いましたが何か気になってばらしてみると
かなり副作用ありそうで外しちゃいました(涙)

結局凄く原始的な方法で対処しました。
気になる方は直接質問下さい。
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ここいじるとコレ変わるのね!
まあ構造考えると当たりまえですが。。。

段々乗ってて楽しくなって来たので納車は間近かと(笑い)
走りの感想は最後にご報告します。
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っん。

後ろから見ても旧車だね!

車両のご紹介も最後に!!

1955パンヘッドのO/H模様。

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年式とタイミングマーク違います。
古いハーレーには良くある事ですが年式違いの
フライホイールが入ってました。
60年初頭の独立点火のころのフライホイールです。
ってこのクランク使えんのかって色々調べまして。。。

左側は問題なく55年のケースに使えそう。
スプロケットも共通です。
マークが違うだけなのかな?

右側クランクウエイトは60年代のこれも55年と共通っぽいです。

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って事で駄目なんはこのシャフトのみなんでこのフライホイール
リビルドします。
点火時期は実寸で出した方が良さそうだけど。。
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開けてびっくりだったのはこれ。
ケース側のピニオンB/Gレースですが指でぬけました(汗)
ここは圧入で動いては当然駄目なところなんですが。

空回りして動いていたのでしょう。
ケース側の内側にも傷が一杯でしたのでケースを
ボーリングして再圧入しました。
幸い鋳込み部分には無事でしたので安心しました。
この鋳込みにダメージがあると最悪ケース交換なんて
事になります(汗)

ちなみに鋳込みとはクランクケース製造時に鉄にアルミを
鋳造してひっつけて製造する事です。
良く見れる所はプラグホール何かそうですね。
以前レフトケースの鋳込み修理の模様お伝えしましたが
左側の鋳込み部分を基準にクランクケースが出来てます。
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なんでここのラッピング(内面研磨)もケースを1回組んだ状態で
左側B/Gレースにパイロットの治具を組み右側レースを研磨します。
E/Gは色々な部品で構成していますのでそれが真っ直ぐでなければ
素直なE/Gにはならない訳ですね。

ちなみにこのレースもJIMS製を使いました。
内径が小さく精度良く加工出来ますが削りしろ
が多いい部分他メーカーのより加工時間かかりますが
仕上がり良いし耐久性も良いので使ってます。

メカの中でもこの作業時間かかって大変だという話し
たまに聞きますがトッポジョージは嫌いじゃないです。
ラップヘッド(工具)の調整が肝ですがそこを抑えて
リズム良く?!やれば綺麗に仕上がります。
口では全然説明出来ませんが。。。

トッポジョージ的には流れるようにって感じかな!!
(意味不明な人は無視してください。。)
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加工中の写真無くなりました。
研磨終わったら実際選択したB/G組んで引っ掛かり無いか
確認します。
このピニオンシャフトは54年~57年までの専用品です。
これを後期の物を組むとB/G、レースからはみ出ます。
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B/Gケージに引っ掛かりが無いかも大事ですね。
前はアルミケージでしたがやはり鉄ケージで行きます。

ここは鉄が好きだな~

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んでもっと大変なのがこれ(汗)
リアロッドの楕円が激しく修正すると許容範囲超える
との判断でここのレースも打ち替えします。
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これまたJIMS製ですが前にも説明しましたが外径大きく内径
小さく本当手間かかります(汗)
まずは圧入しろ割り出して外径研磨して専用工具にて。。
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圧入して回り止めのポンチでカシメます。
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んで鬼のラッピング(涙)
ココのメーカーの部品は制度良く大体削りしろ0.1ミリ位になります。
コンロッド側の穴も楕円な物が多いいので圧入後も楕円になる事が
多いいです。
なんでこれ位小さくなければ修正出来ないのかなと思い
踏ん張ってやってます。
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楕円修正は手でする事もあります。

先程のピニオンB/Gレースも同じ位の削りしろですが完全手仕事なんで
体で微調整出来るので早いですがコンロッドの場合は
旋盤にラッパーを組んで回して研磨するので微調整が出しずらいし
気を付けないと旋盤にもって行かれるので危ないです。
なんで時間かけてゆっくりやるしか無いです(汗)

ここを修正する機械マジで導入検討中です。
冗談抜きにこの入れ替え合わせ作業1日仕事になります。
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んで鬼のラッピング終わりましたらスモールエンド行きましょう。
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専用工具にて。
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んでんでリーマーかけて。
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綺麗にリーミング出来ましたがホーニングで傷?!
付けます。
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ブッシュはオイルが入ってなんぼなんで規定のクリアランスを
クロスハッチ作りながら取りコンロッド再生完済で~す。

長くなりましたので今日はこの辺で。

次回はフライホイールの組み込みかカムカバー内ブッシュの仕上げをお伝えします。

効ご期待です。

この前組みあがりましたツインカムの模様!
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アンドリュース26カムとS&SギヤドライブKIT。
ハイカム組んでパワーUPはもとよりギヤ化する上で抵抗も減り
レスポンスも高上するんじゃないでしょうか?

ツインカムは特にこの辺いじると激変するから面白いですね。
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プレスにてインストール。
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ここまでやったら絶対これ組むね!
フィーリングハイボリュームオイルポンプ。
色々騒がれている低回転の油圧も問題なしになりますね。
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EVOまでの車両同様ポンプはセンターを出しながら
トルク掛けします。
少し古い車両とはやり方が違いますが目的は同じです。

トルコロイドギヤの大きさがノーマルと全然違います。
ハイフローカムサポートもそれに合わせた設計になっていますので
SETで組むと効果◎です。

ギヤ化 強化ポンプ共にE/G精度がノーマル部品組むより
よりシビアに求められて来ます。

今回はすべてをかなり追い込んでO/Hしてますんで問題なしですよ!
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タペットは被害なしで再利用します。
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ただO/Hするだけではつまらないでしょ!
って事で1600CCに上げます。
サンダンス製ローコンプピストン。
圧縮比8.5対1
パンチは海外部品のようなハイコンプの方が
あるでしょうがそこは日本の道路事情等
色々考えましてこちらを選択。

ちなみにこの圧縮比でE/Gのフィーリング全く変わってきます。
それぞれ特徴 面白さありますのでツインカムに限らず
気になる方はお気軽にご相談下さ~い。

今ショベルをローコンプ仕様でO/H&チューニングしている車両
ありますのでこちらもまたご紹介します。
これもまたまた面白くなりそうです。
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んでバルブ摺合せ等して。。
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ハイカム組むんで当然プッシュロッドの長さもかわります!
S&Sのアジャスタブルプッシュロッドで調整です。
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で完成って訳です。
今回はキャブは交換せずジェティングのみで点火を
ツインテックに交換しました。

せっかくなんでオイルタンクも外して洗浄しましたよ。
今後のオイルの汚れ方に影響しますからね。
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って訳で初期慣らし開始します。
走った感想楽しみにしていて下さい。

っん!
前から見たら旧車だね!

車両の紹介はまた今度。

あ~寒い~!

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九州から持って帰ってきた車輛!
納車整備始めました。
ビシッと整備したいと思います。
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んでクランクからO/Hしていますツインカムも組みあがりました。

2台共今月中には仕上げたいと思います。

詳細は後程!

んでんで痛めていた左手完全復活とまではいきませんが
大分良くなりました。

今年の目標の一つに健康を入れたいと思います。

良く働き良く遊ぶ!

そんな体を目指したいですね(笑い)

体が資本なんで皆さんも体調管理気を付けて下さい。

かな~りマニアックなアイアンスポーツを
探してましてやっとこさ見つかり数か月後に
入国する事が決まりました。
コチラは入国しましたらまたご紹介します。

んでその時見つけた他のアイアンをご紹介します。
って訳でアメリカ情報です。
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1971XLH900
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1970 XLH900
珍しいアイアンボートテールです。
2台共アメリカのミュージアムに展示されてます。
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んで1969XLH900
これは14000オリジナルマイルで
オリジナルオーナーです。
この年式にしては価格もリーズナブルでしたよ。
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んで凄いのがこれ!
1969XLH
距離なんと683マイルのフルオリジナル車輛!!
タイヤもオリジナルみたいですよ(笑い)
当然これもオリジナルオーナーです。

これらの車輛はアメリカで今FOR SALE中の車輛です!
金額 仕様等興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

いや~それにしてもやっぱりアメリカは凄いね!
こんなのが見つかるんですもんね。

マニアックなアイアン入国しましたらまたご紹介しま~す。

効ご期待!

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