作業していますオズボーンクランクを組んだストローカーショベル!
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初期慣らしも無事終了して納車間近!!
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って訳で今回ショベルに組んだコレの説明を☆
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ってかショベルのブリーザー機構のお話しを少しします。
(写真はこれからばらす1340のショベルのクランクケース)

ここのお仕事はショベルの場合は大まかに言えば2つあります。

1つはクランクケースに溜まった圧力やらオイルやら燃焼室で燃やし

きれなかったブローバイガス(未燃焼ガス)の排出です。

んでもう1つはプライマリチェーンの潤滑です。
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純正のブリザーはこんな感じでクランクとタイミングを取りピストン下降等の正圧時

に窓が開いてカムカバー内に排出します。
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んでカムカバーに溜まった圧力はこの壁を通り
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このパイプから出て
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この左下の小部屋に排出され中のパイプより大気解放されます。

理想は圧力だけをここに持って行ければ良いのどすがどうしても

オイルが混じります。

先程のカムカバーの溶接している壁もオイルとガスを分ける為に通路に

壁を設けていると思います。

ではブリーザーの小部屋に入ってしまったオイルはどうするかって言うとこれ↓
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このブリーザーの小部屋右下の小さな穴と。
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ブリーザーホール右奥の穴に繋がっています。。
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これをまたまたタイミングを取りバルブ下の穴と交わる時にクランクの

負圧で吸い取ってくれるって訳です☆
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因みにギヤ近くの穴やホール左に開いた穴はプライマリー用のオイルの

フィードとリターンの穴です。

これまたクランクの負圧 正圧を利用しています。

当然プロのバイク屋ですから大体の物は直せると思っています。

言い換えれば試行錯誤してでも直さないといけないってのが本音かな~(汗)

ですがこの様な機構を考える設計者の人達は別の次元で凄いと思います。

本当良く考えられてます。

では本題のリードバルブはって言うと排出は溜まったら出るっていう

ワンウェイですからギヤ式より優れていると思います。

なにより回らないって事はフリクションの軽減&部品を傷めない☆

なにげにコレが今回の一番の目的です☆
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んでブリーザーの小部屋に入り込んだオイルの回収はって言うと先の一段

細く切削された部分☆

ここが丁度ブリーザーホールの回収穴の部分に来ますので常にケースと貫通

しているって訳です。

なんで負圧時に小部屋のオイルも吸い取ってくれるんじゃないかなと思い

オープンベルト等のプライマリーオイルの必要としない車輛には組み込めるんじゃ

無いかなと思いやってみました!
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って事ですが実際E/Gかけてみますと僅かですがオイル吹きました(涙)

通常走行では一切出ないのですが初めのアイドリング慣らしや点検等での

長めのアイドリングやらの負圧が弱い状況を続けると少し出ます。

実際ブリーザーホースに紙コップ付けて走ってみましたが通常走行では

排出はアイドリングを含めて無しでした☆

まぁ流れ見れば当然か~

これはあくまでトッポジョージの想像ですがS&Sも初めはこのリードバルブは

EVO全域に想定して設計したんじゃ無いかと。

んで実際やってみると91までのブリーザー質のオイル回収作業がいる車輛だと

少し回収弱いじゃんかよ~(汗)

って事で回収の要らな92UPのヘッドブリーザー用にしたんじゃないかな~と

そうでなければバルブのあえて1段細く切削している部分の意味がわかりません。。
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なんか改めて左下の小部屋(笑い)無いの見ると何か寂し~

因みに写真は以前EVOストローカー組み込んだ時の写真☆

ご覧の通りやっぱりこの子もリードバルブ組み込みましたよ。

ここで何人かの人とメカ談義しました。

そこでアメリカのHOG KILLERSのアキさんがS&Sのエンジニアの人と

仲が良いみたいでこの件聞いて貰った所!

これまた面白いお話し聞きましたよ!!

なんか相当長くなったので明日に続きます~