年明け早々カムギヤの調整で部品注文になったFLHの模様!
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1サイズ小さいギヤ取りましたが数字がちと微妙(汗)

ココのギヤはカラーコードで照らしあわせて数字が決まるのですが

なんともメーカーによって数字がまちまちで微妙に違います。。

小さいちゃ小さいけどトッポジョージが予想した位までは小さくありません。。

んでもう一つ小さいギヤではクリアランス多すぎで(涙)
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埒開かないのでお得意のS&Sのギヤに打ち替えてやり直しましょう!
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って訳でタイミング取り直して圧入です☆

んでここからギヤとの格闘が始まりまして。。
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ヤバい!

変な追っかけ癖またまた出て来ましたが(汗)

クランク2回転でカム1回転☆

10ヶ所位ゲージ測定して乱れの無いのを確認して。。

何とか自分的に理想の数字に調整出来ました★
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って事で漸くビックエンドにオイル供給して腰下組み込み修了で~す☆

初めはこの組み立てのクランクASSYは組み付けペーストしか塗っていない

状態です。

コンロッドを手で回してオイルを送るのですがベアリングの音や先程の

ギヤ等の音が小さく出ます。

事前に作ったオイルの入るスペース(クリアランス)にオイルが供給して行くうちに

その小さなノイズも無くなり点検終了って訳です。

このギヤのバックラッシュの数字の乱れの原因は大きく分けて3つ!

1つは大本のクランクの芯ずれもしくは左右うケースの芯ずれ

コレはクランク1回転で数字が乱れる場合は可能性大ですね(汗)
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まぁコレはこの辺の確認でも答えがでます。

んでもう一つはカムシャフトの軸受のラインが斜めに加工されている(W汗)

んで3目はカムシャフトやらギヤやらの部品の精度です。
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ギヤはこんなピンゲージ使って測定します。

この測定で出た数字と実際組み込んでの実測が比例する場合はイケてるギヤって

事です。
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カムギヤも同様で山の精度もそうですが真ん中の穴の精度もかなり影響しますね。

今回カムギヤをS&Sの物に交換する事で数字の乱れがかなり減りました。

って事で最後にこのギヤに問題だ隠れていた事に気付きました~

まぁこのギヤの精度を確認する巣では実際組み込んでの実測しかトッポジョージには

持っていませんが。。

こんな様に細かく点検測定して行くと部品の持っている物や自分のやった仕事の

答えが色々と分って来ます。

やはり最後の実働チャックは重要ですね☆

今回かなりギヤと格闘しましたが前々から知りたかった事気が付く事ができました☆

って訳で腰上組んでエンジン完成させて初期慣らしに参りましょう~
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んで最近またWPCやってます。

以前は偶にやってましたが改めて見直し良いなって!

指で触ると違いが良く分ります。

グリップしない感がね★

って訳で今からテクニカルショウのブース造りに行ってきま~す☆