59パンのストローカーピストンが入荷しましたのでスモールエンド仕上げていきます。

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S&S製スタンダード(74ci)用のストローカーピストンです。

製造元はワイセコですかね!

ストローカークランクの逃がしの為ノーマルのピストンよりピン下が短いです。

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んでビックリ面白いのがこれ!

見ての通りピカピカに輝いたピストンピン☆

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 通常はコンな感じ↑

肌触りはどうにもクロームっぽいです。

とても興味深かったので色々調べてみましたてたまたま一級めっき技能士!

の立岡さんとバフ職人の阿部さんとで飲む約束があったのでピストンピン持参での

飲み会です(笑い)

色々見て貰いましたが硬質クロームらしいです。

恐らく研磨 バフ 硬質と通常より2~3行程位手間がかかってるみたい!

ピンの強度を上げる為の表面処理です。

んで気になるのが相手側、ブッシュに対する攻撃(汗)

対かじり制って奴はと言うと。

磨きで滑りを良くして対策している見たい。。

んでんで潤滑性も通常より高上するみたいです!

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んでこれが別の最近ばらしたての車輛のピン!

ピストン交換の時は100%交換するピンですのでいつもはスモールエンドの
測定だけしかしませんが今回は捨てる古いピン測共に測定してみますと
硬い鉄のピストンピンの方が摩耗が大きいです。

この軸受ブッシュは求められる環境さえ整えば最強のベアリングと言われるだけ
あってかなり強く維持できるって事ですね。

ブッシュが壊れる時はまずはピンが摩耗してそれが原因で環境が崩れて油が切れり
かじったりでで壊れて行くって事でしょうか!

なんでピンの強度を上げて尚且つ潤滑性も上げて全体的耐久性を上げるってのが
S&Sの狙い見たいです!

ボーリング屋さんにも話してみましたがこう言う処理のピストンピンは
他では見た事無いらしいです。

ピストンスピードの速いハーレーならではの対策なのでしょうかね!

何かこう言う部品見るとテンション上がります☆

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んでんで何故かここで納品☆

陸王のエンブレムと。

おっ!

真ん中のカップリングはこの前作ったXRの。。

まぁその模様はまた次回!

あんた達飲み屋で何やってんのって突っ込まれましたがね。。

謎も解けた事だしスモールエンド仕上げていきましょう!

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入れ替え リーミングして。

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お得意のホーニングマシンで仕上げ☆

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スモールエンド ピン共に輝いています★

ではではお次はスペシャルフライホールの登場かな?

これまた目的に合わせたチューニングしていきますので功ご期待です。

今回の硬質クローム!

横文字にするとハードクローム!

別の部品の修理で使えないかまたまた立岡さんと打ち合わせ中です。

メリット デメリット色々調べて各省が出れば実行してみたいです!

恐らく良い感じになる予感が!

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忠孝のから揚げ!

激ウマ★

只今硬質クロームブームのトッポジョージでした~