クランクバランス 芯出し等修了したショベルの続き!
続いてカム回り。

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まずはこの辺仕上げて。
数字で確認。
実際仮組して抵抗無く回れば成功です。

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 使うカムシャフトはコレ!
いきなりギア合わせの画像ですが。。

アンドリュース1カムです。
ノーマルバルブリフト0.390in
1カムバルブリフト0.427in
ミリに換算すると0.9mmちょいです。

立派なハイカムですね。
んでカムプロフィールにはオーバーラップってのがありましてこれは圧縮費にかなり影響します。
今回みたいなローコンプ仕様だとココは少な目が吉。

この上に2カムってのがありますがいきなりリフトが1.6ミリちょい+します。
これはこれでしゃきしゃきして面白いと思いますがガイド等の負担も当然。。

ちなみに一般的な作用角広めのハイリフトカムより狭めのハイリフトの方が対摩耗性は強く耐久性は
落ちるみたい!
やはり急激に上り下りするのが原因みたいです。
何を取るかが重要ですね。

今回は1カムで。
これでもい十分面白くなるはずです。
欲言うとAカム位のリフトにこのタイミングなんてのあったら面白いかも!
究極カムシャフト製作って手もありますが。。。

話しは本題に入ります。
カムギヤのバックラッシュの調整の模様。
ギアとギアにの間にも適正は遊びが必要です。
それが小きければ当然かじるし多ければノイズが出ます。
ハーレーの場合はカラーコードで合わせろってマニュアルにはありますがそこはアバウトな
部品達なんでピンゲージ付けて測定して割り出します。
元のギアを入れて合わせる方法もありますが元に付いていたギヤもバラつきがあり不可!
今回はピニオンギアを交換して調整しました。

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んで調整出来ないのがコレ!
同時進行中の55パンのリプレイスカムシャフト。

何故かパンのリプロカムはシフトン以外入りにくいです。
んで余計な事にギアまでの鋳造品(汗)
ノーマルを踏むめ殆どが圧入式なのですが。。

んでんでどのピニオンギアでも追いつかない位ギア大きいです(涙)
なんで写真の用に締め代考えてギアを削って別のギアを入れて対処しました。
過去に何回かこのシフトン使いましたが大体同じです。。

ちなみにカム等たまに削りますが綺麗な火が上がります。
そのまま削り続けると燃えます(汗)

要注意です。。

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今回はS&Sのギアを入れて調整です。

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ちなみにアーリーまではこのような圧入治具は使えませんのでけがいてタイミング取りました。
パンの続きは次回!
こうご期待です。

ではショベルに戻ります。

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タペットassyです。
初めはローラーのみを打ち替えて修理する予定でしたがブロックとのクリアランスが
許容範囲ぎりぎりでペットでassyで交換しました。

S&Sのタペットでバッチリクリアランス取れました。

ココがガタガタだと油圧が逃げてタペット音出る場合があります。
今回はノイズ出る位では無かったのですが全体的な油圧は下がります。
ゲージで測ると結構数字が変わる事もあります。

やはりここもシビアに行きたいです。

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って訳でクランク本組してトリプルチェック!
フューリングの測定器超便利!!

これはツインカム用に買ったのですがevoでも使えます。
evoが使えれば当然ショベルも。
以前はダイヤルゲージスタンドをケースに組み込み測定していましたがこれを使えば
ワンタッチで測定可能!

ケースのB/G等加わりますのでスタンド上の測定より増えます。
それを踏まえた芯出しです。

んでカムカバー本組してクルクルクランク回します。
先程のギア合わせ等失敗してる時は当然抵抗掛かったり最悪手では回りません(涙)

滑るようにクルクル回ります。
GOODです。

点検はまだまだありますよ~。

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コンロッドのアライメントです。
ゲージを入れてケースとの間隔を見ます。
最悪曲がり酷いと走行100k位でオイル上がりする場合もあります。
大体その場合はピストンに斜めのあたりが付きますね(涙)

今回はすぐに症状出る程ではありませんでしたがRロッドに僅かな曲がりがありましたので
修正しました。

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コレ見た人結構驚かれます!
自作ツールで修正します。
ショベルまでのマニュアルにはこの説明があります。

ちなみにEVOからはB/Gが破損するからやめろってあります(笑い)
下の負担を軽減するツールを使えば問題なく修正出来ます。
限度はありますが。。

んでクランク最後の点検!

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ポンプに実際オイル回してビックエンドの確認です。
まずはエアー抜きして。。



オイルの抵抗が加わりクルクルがグルグルにかわり。

ポンプリリーフもあがり。。

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 溢れるようにビックエンドにオイル到達です。

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ちなみにタペットのオイル塞がないと油圧逃げて一向にオイル来ませんね。

自分の仕事の粗さがしする位にチェックしないと見落とし出る時あります(汗)

アバウトに組めば直ぐに症状が出ない様な事もシビアに組めば命取りに
なるような事が起きることもあります。

良いクランクが出来たんじゃないでしょうか!

って事でクランクリビルド終了で~す。

ちなみにトッポジョージは基本的な事こそは始業時代に先輩に教わりましたが
この様な内燃機加工等は結構独学で覚えました。

師匠がいない分疑問 分らない事等山ほどありました。
(今も疑問はありますが。。)
その分他のお店の先輩方と知り合いになり色々なアドバイスをして頂きました。

最後のオイルラインの最終点検も別のお店の先輩に油圧で悩んでいる時こうしたら
確実だよって教わりました。

この前のバランス取なんて昔わざわざマニュアルまで作ってくれた先輩もいます。

後ボーリング屋さんにも色々相談したな~。

まあ今でもですが。。

本当に感謝しています。

中々遠方の人なんで会える機会は少ないですがたまに飲みながら電話でメカ談義しています。
結構違う話も多いいですが(笑い)
それはそれで良いです。

何気に楽しい時間です。

師匠に憧れた時期も有りましたがそれが勉強なんじゃないのって助言された事もありました。
その言葉がきっかけでこうして独立してお店をやっています。

何かしみじみ語っちゃいました。
まあ人間は一人じゃ生きて行けないって事で!

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この子たちもね。

生れたっぽいです!