2015年始まりましたね。
今年も宜しくお願い致します。

何気にやる事一杯なんで本日2日は
お店に出て作業しました(汗)

って訳で本年最初の作業ネタ!
ツインカムのE/GのO/Hの模様です。
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03までのツインカムのレフトケースB/Gは
ショベル以降と同様ティムケンB/Gを使用しています。
エンドプレー調整です。
前にもご紹介してますがC型のシムで調整します。
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この辺も古い車両同様レース溶接して縮めて抜きB/G共にSETで
交換します。
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んでこれがバランサー!
タイミング合わせて組み込みます。
こんな時しか出来ないので樹脂のチェーンスライダーと
バランサーB/Gも交換しました。
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んでちょっとテンパったコレ(汗)
ライトケースのピニオンシャフトベアリング!
ツインカムからはレフトケース同様にレースB/G共に
圧入作業で仕上がるようにとの新設設計なんですが。。。
(写真撮り忘れました)
B/G入りません(涙)
何年か前に知り合いの店の人がくらった話聞いてましたが。
トッポジョージの所にもやって来ました(涙)
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って訳で例の如くフライホイールごと旋盤にかけて
レース研磨しました。

研磨の必要のない新設設計なのに。。。

初めはS&SのB/Gを使いましたが話にならず。

純正でやり直し少しは良くなしましたが
やはり入らず外径研磨が必要でした。。。
(結局いるんかい!)
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おめでとうございます。
ケース単体で仮組無事入りました。
(初めから単体チェックしとけば良かったね)

途中まで組んだクランクをプレスで外したり旋盤に
かけたりしたんで。。。
もう一度コレ確認しましょう。
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このフライホイール!
面白いのがピニオンシャフトの振れなんと0.00ミリ!
狙って出来る数字じゃないです。
まさに運です(笑い)

ですがスプロケットシャフトは0.015ミリ(涙)

結局振り大きい方調整するとピニオン側崩れまして(W涙)

中間をとって0.01ミリ以下に両方ともなった時点で収めました。
(めったに出る数字じゃ無かったので悔しかったですが。。)

んでまたまたバランサー等組み込んでケーシングして。
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実際ケース内での測定をしてWチェック終了!
マニュアル等では0.03ミリ以下になったら良し
と言われてますがクランクシャフトB/Gのクリアランス
またまた芯出し用の治具は元々の視点とは違いシャフト先端で
取っています。
測定器での測定より実際ケース内では振りが大きくなります。
僅かですが。。

なんで0.01ミリ以下まではにいつも抑えるようにしています。
(年明け早々ややっこしい事書いてすみません。。)

んで最後にこれチェックして!
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この前出来た強化ハイフロースペシャルカムサポート?!
実際組んで回して変な引っ掛かり無いのを確認しましょう。
クランクは数字が命ですがやはり最後は人間の手の間隔も大事です。
こんだけ確認しとけば絶対大丈夫!!

色々長くなりましたので今回はこの辺にしときましょう。

明日3日は知り合いのアメ車(車)屋さんの新年会に誘われてますので
お休みします。
4日から通常営業しますので宜しくお願い致します。

次回はツインカムE/Gを大化けするというか
本来のパワーを引き出すカム ポンプ回りの組み込みに参りましょう。
もう山は越えたのですんなり行くと思いますが。。

効ご期待でーす。