お疲れ様です。
今日はモデルS125(通称ハマー)の整備の模様です。

回転に合わせて点火時期が変化出来ない完全固定の
ポイント点火と格闘中!
夜ライト付けて試乗に行こうとした所
イヤーな感じでぐずり出しました(涙)
かぼそいライトがさらにかぼそくそれと共にE/Gもプスプスプスと。。
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はい。

発電不良です。

モデルSの発電機は点火システム 発電システムが
ハウジング内に組まれています。
んでその中に4個のフィールドコイルがありさらにその内側に
アーマーチャがクランクシャフトにキーで保持されてます。
E/Gの回転を利用してダイレクトに発電するって構造です。
この子はハーレーでも2サイクルモデルなんでカムシャフトも
無ければキノコ状のバルブもありません。
なんでこんなシンプルな構造になるんですね。
ちなみにブラシは4個あり2つはアースで残りはINとAUTです。
とまああんまり興味をもたれないモデルSの発電機の構造は
その辺で。

って訳でややっこし度ワースト3に入るジェネレーターの修理の
模様です。
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さっそく点検してみますと充電されているどころか逆に回転上げるとわずかですが
電圧が減っていきます。
電圧が減る原因の一つにアーマチャとフィールドコイルのリーク
ってのがあります。
ここがリークすると発電どころか電気が吸い取られてしまう事があるんすよ(涙)
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早速測定してみた所、結構結構!振ってます。
良いのか悪いのか分りませんが旋盤チャックの芯出しの用に
地道に背中曲げてコツコツ同ハンマーでやってると以外に芯出ました。
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念の為、光明丹チェックしました。
まあ100分代であたる程クリアランス狭くないですがね。。
マニュアルでは0.3ミリでした。
早速組み込んで測定した所結果は変わりなしです(涙)

次に考えられるのはブラシの摩耗ですかね?
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って訳でアメリカのマニヤな人が持ってました。
通常のハーレーのパーツと違い直接アメリカに注文しないといけないので
こんな小さなパーツでも一々時間かかります(汗)

見つかるだけましですが。。

って訳でまたまた測定!

やりました!!

充電圧マイナスは無くなりました。

が発電しません(W汗)
アンメーターで測定0.1A!
ボルテージにすると約3000回転で0.05V(涙)
発電ゼロに等しいです(W涙)
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充電系 点火系だけ配線引いて点検。
オルタネーターと違いジェネレーターは色々とややこしくて
他の電気系のわずかなショートでも発電に影響出すことがあります。
まあ関係無かったですが。。

んで他を測定。

フィールドコイル抵抗2.9Ω。

何か少ないよううな気もするけど?。

テスタ上ではリーク無し。

何分珍しい車種です。

頭の中で色んな事が転々と。。。

でも直流発電機って事は同じなんで。

何か自分に言い聞かせてるみたい(笑い)
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レギュが動かなければジュネも発電しないし。

カットアウトE/Gかけながら直断してみたり。。

容易に入手できるパーツはは無駄に交換してみたり。。。

部品一つ一つのお仕事を改めて深く勉強し直しててみたり。。。。

当然この構造なんでモータリングテストもできませんし。。。。。。

まあ良くあることですが段々頭がパニックになって来ました(汗)

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残されるところはここしか無いみたいです。。

アーマチャ!!
これがリークすれば当然発電しません。

このアーマチャはこれまた面倒で専用のグローワーテスタじゃないと点検ができません。
普通のテスタではリークが確認できないんですよ!
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当然うちにはありませんのでマニュアルの写真で!
んでここがリークしますとコイルまき直しをしないといけませんがこれまた
日本では数えるぐらいしかやってくれる電装屋さん無いです。

ハーレー程リプロパーツの少ない英車屋さんやイタ車屋さんはイギリスに
送ってまき直しするって事も結構聞きます!

何とか日本でもやってくれる所ありますので
早速送ってまずはグローワーテストです。
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ちなみにコレアーマチャプーラーです。
これもアメリカのマニアな方が持ってました。
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写真撮り忘れたのでまたまたマニュアルの写真で。
これの原理はアーマーチャにリムーブ用のネジがあり
その奥のクランクシャフトがどん付きになり。。。

もういいっすね。

誰もやらないでしょうがやれば分ります(笑い)

って訳で早速点検結果が来ました。

予想道りアーマーチャが内リーク状態(涙)

しかも最悪な事に先端のコンミテーター(ブラシがあたる所)も
リークして使えないとの事です(W汗)
このコンミテーターはもっと厄介で昔から修理不可って
言われています。

真面目にお手上げです(涙)

電装屋さんにも色々部品の入手が困難な事など話して相談したと所

なんとなんと電装屋さんが横の繋がりでコンミテーターを
特注で製作してくれる工場(おそらくモーターなどのメーカ?)
探してくれて修理可能って返事が!!
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ジャジャ―ン!

見てください。

この黄金に輝くアーマチャ(笑い)

今日はこれをつまみに一杯飲みましょう?!

コンミテーター作れたんですよ!

コイルのまき直しも素敵!!

絶縁なんて凄く美味しそうじゃないですか~(笑い)

本当感謝です。

トッポジョージはかなりテンション上がってますが
何分地味~な部品なんで誰に話しても反応が鈍いのが
不満ですが。。。

ちなみにフィールドコイル!抵抗値以外で
もっと分りやすい点検方法も電装屋さんに教えてもらいました。

何か嬉しくてこんな長~いブログになってしまい
すみません。
最後は組んで測定してみないと分らないこの手の
修理のおきてなんで。

こんな時はいつも以上にドキドキしますがE/Gかけて測定しました所
無事に回転上げて1V位発電してレギュレートされてます(パチパチ)

それにしてもこの車両でこんなにジェネレーターの事
勉強になるとは思いませんでした(笑い)

こちらも感謝です。

こんな地味~な長~いブログ最後まで読んでくれた方有難う御座います。
ではではみなさん6V 12V問わずジェネレーターの修理お待ちしていま~す。
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ライト眩しい!

ちょっとだけパワーUPしたトッポジョージでした。