更新遅れてすみません。

とても忙しくて。。

言い訳なので何も言いません。。。
1980FXBスタージスもうすでに納車終わりまして
何回か遊びに来てくれてました。
もうじき慣らし終わるんじゃないでしょうか?
って訳で前回の続きです。
s-画像 165.jpg
ボーリング前の点検の模様です。
ダミーヘッド(トルクプレート)組む前にクリアランス測定すると0.1ミリ以上なのに
ダミー組むとマイナスでピストンロックしています。
実際こんな向きにピストンは来ませんが下側が極端に狭くなっています。
以前気になっていろんなシリンダーをダミー付けたり外したりで測定しましたが
殆どのシリンダーがこの様な方向に数字が動きます。

ショベル以前の車輛のボーリングにダミーいるとかいらないとか色々ありますが
機械である以上組んだ事を再現して加工するってのは必要なのではと思います。
こんな測定をしていると固い金属がゴムの様に見えて来ます(笑い)
空冷鋳鉄シリンダーには謎が多いいですがまたきずいた事ありましたらお伝えします。
s-画像 006.jpg
続いてコレ!
ヘッドメタルG/K。
修理前E/Gかけると至る所から狼煙が上がってました(汗)
ヘッド面は歪はそんなにありませんでしたがロッカーカバー中までカーボンが溜まってました。
メタルG/Kの少し不安な所です。
s-画像 026.jpg
スタージスなんでオールリンクルブラックにリペイントしました。
このリンクルにも色々うんちくありますが今日は止めます。
s-画像 028.jpg

s-画像 030.jpg

s-画像 032.jpg
ロッカーアームはバルブ当たり面削りに削られていたので泣く泣く交換しました。
ホーニングしてサイドプレー調整。
シム無しで加工しました。
s-画像 003.jpg
って訳で完成です。
s-画像 005.jpg
今しか出来ない掃除は今しましょう。
その後ちょこちょこ問題はありましたが割かしすんなり初期慣らし終了です。
s-画像 010.jpg
ショベルってかっこいいなーと改めて。
s-画像 011.jpg
って訳で納車です。
お待たせしました。
s-画像 055.jpg
続いてのO/Hはこちら。
これも色々ありそうです。
ではまた。

PS 
オーナ様
今回は大事なハーレーの修理を依頼して頂き有難う御座います。
また勉強になる課題を頂いた事感謝します。
また遊びがてら様子を見せに来て下さいね。