今回は90年FXR修理の模様です。
まずはココ。
s-DSC01584.jpg
見ての通りオイルフィルターです。
フィルターマウントのボルトが飛んじゃって針金で縛ってトッポジョージMCに入院です。
作業はいたってカンタンなのですがこの年式のFXRフィルターマウントはセルモーターの下位の所からボルト留めされてますのでプライマリーあけてセルモーターを外さなければ工具が入らないんっすよ~(涙)
まあ今回はセルモーターの修理もこの後あるのでいいんですけどね~。
増し締め出来ないところなのでロックタイト付けてしっかり締めましょう!!
続いてセルの修理へ。
セルモーターが数回に一回くらいしか回らなくなってしまったみたいです。
セル周りへの修理はまずセル、ソレノイド等に直結して12Vを流して点検をします。
その他細かなテストをした結果セル単体でのテストは合格。
ピ二オンギアの飛び出しも問題なさそうなのですがクラッキングしてくれません。
なので分解します。
s-DSC01603.jpg
やはり「ガリガリクン」です。
端子、ブランジャーの摩耗でソレノイド、モーターが接触不良を起こしてたみたいです。
それで何回かに一回回ったり回らなかったりしてたんですね~。
コチラは90年のモデルです。
20年近くハーレーの重たいクランクを回していたのでしょうがないですね~。
s-DSC01608.jpg
リペアKITで完璧にO/Hしましょ~。
s-DSC01612.jpg
と思いきや問題発生です!
KITに入っているはずの端子がありません。
FXRはフレーム、オイルタンクの形から他のモデルと端子の位置が真逆になっています。
カタログには89年以降のビッグツインモデルに対応except FXRなんてことは書いてなかったのに~(涙)
「これ単体で部品をとると時間がかかりそうだなぁ、どうしようか。。」
なんてブツブツと独り言。。
愚痴っても仕方ありません。
広島のモミスピ大先生に相談したところ端子の写真をメールしてくれとのこと。
早速メールを送ってみたら数分後、携帯に着信が!!
「端子あるよ~」
「マジっすか~~!!」
すぐに送ってくれました~。
困った時のモミスピMCです。
本当に助かりました~。
ありがとうございます!
部品もそろった事なんでプランジャーにグリスを塗って今度こそビシッとO/Hしましょう。
s-DSC00580.jpg
無事セルもビュンビュン回るようになり修理終了。
ってわけでいつもの車検です。
もちろん問題なしで車検も合格。
帰ってE/G、T/M、Pオイル、エレメントの交換をしてフィニッシュです。
s-DSC01636.jpg
ってわけで早速納車です。
また何かあればお願いしまーーす。