06 1200 スポーツスターのキャブ交換の模様をお伝えします。
中古のFCRをオーナー持込にて交換。
元々スポーツスターに組み込んでいたものを買ったらしいのですがキャブを見てみれば全然部品が足りません。。
スピゴットも日本車用。
これじゃあヘッドにあたって組み込みは不可能。
FCRは日本製のキャブレター。
付属部品もかなり種類がありますので何でもハーレーに組み込めるってわけじゃあないんですね～～。
部品がこの状態ならキャブ本体の状態も心配だなあ。


というわけでオーバーホールです。
全バラ中。
FCRは超高性能キャブ。
ココの状態、組み込みが悪ければ本来の性能が発揮できないどころか時にはかなり危険な状態になり得るのでじっくりとオーバーホールしていきましょ～～。


で、こちらがハーレーに組み込むための追加部品。
そして内部交換パーツです。
（各部シール類、テフロンワッシャー、リンクアーム＆フッ素ベアリング・・・・・）
この辺はしっかりしないとFCRの意味が無いですもんね。
全洗浄終了し、グリスアップしながら組み込み、油面、スロットルバルブ等の調整をして全ての動きをチェックして終了です。


でまたまた悪いところ。
写真では分かりづらいですが、スローの領域の部分が磨耗して痩せてます。。
これじゃあ下が濃すぎてモタツキまくり。。
FCRはハイレスポンスなだけにニードルの磨耗はたまにあるみたいですね。
というわけでケイヒンオーダーニードルに交換です。
このニードル上下真ん中とセットアップしてオーダーできるのですが
なんとその種類は一万通り以上。。
ホントびっくりですね～～。


キャブ本体が組み込み終了し、お次は特注のスピゴットの組み込み。
良ガソリンのシール材を塗って今回はホースバンドで締めこんでいきます。

ひとまずよく使うジェット類を組み込んで。。。
でわ調整に試乗に行ってきまーーす！！
トッポジョージMCは最近かなーーり忙しいので水曜日休みを返上して横横・湾岸線と東京まで走りながら調整していきまーーす！
カバンの中に工具とジェット類を詰め込んで。
ぶっ飛ばしてきま～す。
いやいや安全に飛ばして調整していきます。
途中サービスエリアで2回ジェットをチェンジし、下道降りたらニードルの段数変えて・・・
中々いい走りになってきたので帰りはまたまた湾岸線、そして途中から下道と上下の走りをチェックしながら終了です。


というわけで納車です。
記念撮影、パシャ！！
ホント面白いからちょっとまわしてみてください。でも安全運転でお願いします。
また何かあればよろしくお願いしま～す☆