今回はエンジンがかからなくなってしまったナックルちゃんの修理の模様をお伝えします。
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トッポジョージMCに入院した42年のFLです。
まずはプッシュロッド調整して点火時期の調整です。
タイヤ浮かして、マーク出して、プッシュロッドの位置見て、大体この辺だな~~。
というわけで進角用のスロットル回して火花のチェックです。
タイミングはあってると思うんだけど火が飛んだり飛ばなかったり
というわけで点火系もチェックしましょ~~。
配線抜いてドウツウテスト。
テスター当ててチェックしてみましたがよろしくありません。
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というわけで6ボルトポイント分解です。
ハンダの位置もあまりいい場所ではなかったのでやり直してポイントの面出して全て組みなおしました~。
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完成!
テスター当てて合格です!
コンデンサーも新品に交換しましょ~~。
これでエンジンはかかるはず。
またまた火花チェックです。
うううう~状況変わりません、おかしいな~??
それじゃあコイルのチェックいきましょ~。
一次側は問題なかったのですが、二次側見てみるとなんと焦げてます!!
恐らくポイントの不都合からの二次災害でしょう。
ここまできたらバッテリーのチェックもしましょ~。
電圧×、比重計ってみても×、というわけでこれまた交換です。
いっぱいありますね~(まあバッテリーは寿命でしょうね)
再再度火花チェックです。
進角スロットル回した時に「パチッ☆」合格です!
以上の作業でナックルちゃん始動するようになりました~♪
(やったあ~!!!)
これで終了と思いきやアイドリングはいいのですがアクセル開けると
「パスッ、パスッ、ドルルルルル→↓↓・・・・」
とまるでガス欠のような症状(>_<)
これじゃあとても走ることができなさそうなのでお次は吸気系のチェックにいきましょー。
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キャブクリ当ててチェックした結果、二番側からエアー吸ってるみたいです。。
バックファイヤーで焼けた跡が。
ってわけでコチラも組みなおしましょ~。
ブラスシールは再利用できそうなので軽く炙って食いつきよくして組み直しです。
インマニのエアーも止めたところでキャブのほうもオーバーホールしましょ~。
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リンカートM35T、年式は違いますが内部の部品(ニードル等)はFLに見合った部品がセットされていましたのできれいにすればセッッティングは出るでしょ~。
各部チェックして穴という穴をきっちり洗浄していきます。
ニードルの受け側も問題ないみたいですね~。
油面の方は狂ってたみたいなので調整し直しました。
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びしっと終了です。
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それでは点滴付けてエンジンをかけましょ~。
アイドリング○、スロットル回しても○、それではタンク付けて調整に入りましょ~。
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では試乗に行ってきまーーす!
(工具いっぱい積んで微調整しながら)

お次は納車編になるといいな~。
乞うご期待☆